北海道しっでいグリーンネットワークの海産物の取り扱いを始めます。
泊原発反対を基軸にして北海道内で安全な食べ物を扱うグループの一つです。
もともと食の安全運動のひとつとして、契約栽培されたお米をボランティアで配達していたことがはじまりでした。1991年正式に「仕事」として、会員制の安全な食品の個別宅配をはじめました。「遺伝子組み換え」食品の輸入がはじまろうとしたとき、反対運動の旗を掲げ、関西のグループと一緒に「食べ物ネットワーク」を組み、卸販売を始めました。
そしていまは「脱原発ねっと釧路」を拠点として、エネルギーだけでなく食べ物の自給自足も視野にいれた活動をしています。
基本的に道内の天然魚だけを原材料に使っています(一部ノルウェー産も使用)
そのことを主軸においていることが大事なことだと思います。「地産地消」が本来の姿であり、国内産業を守る基本だからです。
放射能についての調査は、随時調査を続けており、報告を受けています。
今後独自に放射能測定器を導入し、検査体制を強めていく予定です。
さらに子供たちのためにも安全な原材料でなければなりません。
惣菜などの加工食品はしっでぃぐりーんさんが直接経営する「釧路きっちん」で製造されます。国産有機しょうゆ、三河本みりんなど原料から製法にいたるまで安全と味にこだわっています。
先日東京でしっでいグリーンの川原さんとお会いする機会がありました。現在の放射能汚染食品の高い暫定基準に対して、小さな流通や小売、生産者がどのように対処していけば良いのか考える集いの席上でした。
みんな思いは原発事故以前の状態であるべきだ、というのが大前提。しかしなにもかもが汚染されてしまったというのが現実。放射能の汚染を実際に調べながら生産、販売していかなければならない、のです。
自分たちなりの基準を定め、そして汚染された大地、食べ物、そしてそこに生きてきた人たちへの保証を東電や国に求め、これからずっと放射能と付き合っていかなければならないのです。
今、その時の会議の結果を「品川宣言」としてまとめようとしています。
しっでいグリーンの海産物は種類がとても豊富です。チャンプールでの取り扱いは、その中からピックアップするのではなく、注文書という形で月1回の取り扱いで全商品を扱う、ということにしました。
是非お試しください。
放射能が検出された場合は取り扱い中止となります。
北海道からの魚10月.pdf